白髪は自分で染める!頭皮が痛まない、臭くない、ヘナカラーで白髪染めをやってみよう!

2022-08-18

年齢と共に気になってくる髪の毛のお悩みの一つが白髪です。見た目の印象に関わってくるため、白髪染めを定期的に行っている方も多いのではないでしょうか。

伸びたタイミングで白髪染めをしたいけど、髪や頭皮へのダメージが心配・・・筆者もこのような悩みがありました。

そんな方向けに、今回は髪に優しい「ヘナカラー」での白髪染めをご紹介したいと思います。

1.ヘナカラーとは

みなさんはヘナカラーというものをご存じですか?ヘナというのは、そもそも植物の名称となります。

ヘナ(ヘンナ)は、ミソハギ科の植物で学名はLawsonia inermis。日本では「指甲花(シコウカ)」または「ツマクレナイノキ」と呼ばれてきました。インドでは古来から薬草として親しまれて、アーユルヴェーダ(伝承医学)の代表的なハーブとされてきました。

ヘナを知る|グリーンノートヘナ【公式】 (henna.co.jp)

人の髪の毛は1カ月で1.5 cmほど伸びると言われています。白髪が目立ってきたタイミングで白髪染めをおこなうと、それなりの回数で薬液を使うことになりますよね。

2液タイプのカラーや白髪染めの成分の一つは、オキサイド=過酸化水素(化学式:H2O2です。

この過酸化水素、これ自体はものすごく酸化力が高いため漂白剤や殺菌剤として使われることがあります。濃度が高ければ、普通に手で触れると皮膚がやられてしまうのです。

きちんと髪染めの反応にオキサイドがつかわれれば問題ないように思えますが、例えばオキサイド単体が手や皮膚にに付着してしまうこともあるかもしれません。

管理人

私は根元染めを月に2~3回やっていたから、年間で最大27回、薬液をつかっていることになるね。。

少しくらいはなんともないかもしれません。しかしこれが2年、3年積み重なると、、、頭皮になんらかの影響が出る可能性も否定が出来ません。

そこでおすすめしたいのが、ヘナカラーです。藍染のごとく、植物のみの成分で染めることが出来るのです。

2.ヘナカラーのメリット・デメリット

筆者は過去、友人の結婚式の前日に白髪を染めようと思い立ち、ドラッグストアでヘナカラーを購入しました。

これが悪夢のはじまり、強烈な匂いがきつすぎて、吐き気がし、眠れず、白髪も染まらず、、、、!翌日半べそで美容院に行った苦い経験があります。(美容師の方、臭くて本当にすみませんでした・・!)

この経験がトラウマとなり、ヘナカラーからは10年以上距離を置いていました。しかし、白髪の進行とともに、髪や肌に優しい白髪染めをしたいと思うようになりました。そこで10年越しにヘナカラーに再戦を挑みました。

その時みつけたのが、アートビーングさんのヘナカラーです。

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気絶しそうになるほどヘナカラーが臭かった理由は、所説あるようですが、不純物が混ざっていたり、古いヘナを使っていることにあるようです。

アートビーイグさんのマハラニヘナは、鮮度の良いヘナを真空パックに詰め、染めやすくするための余計な混ぜ物をしていないため、匂いがしにくいのです。

管理人

く、臭くない・・・・!!!

そして筆者は、ヘナ異臭のトラウマを乗り越え、無事ヘナカラーを使えるようになったのです。

実際に筆者が使ってみて、メリット・デメリットに感じた点を以下に示します。

メリットデメリット
植物由来の成分のみで人の肌や髪に優しいシャンプーができない
トリートメント効果がある市販の白髪染めに比べて色が入りにくい
ほぼ匂わない(草のような香り)染まるのに時間がかかる
お手頃価格で染められる染料が衣服や壁についてしまう
市販の白髪染めに比べて染まりにくい
うさぎさん

あれ、デメリットの方が多い・・?

そうだね。植物で染めるから、時間も手間もかかるんだ・・ただ、人の肌に優しいという点が最大のメリットだと思うんだ。私はその手間をおしんでもヘナカラーを使いたいと思っているよ。

管理人

以上、ヘナカラーについてご説明しました。次の項では実際にヘナカラーを使った白髪染め方法をご紹介します。

3.いざ、ヘナカラーで染めてみよう

ヘナカラーで白髪を染める

準備するもの(費用:2,220円)

100均のボウル、100均で買った泡だて器(無いない場合はガラス容器などに入れ手で混ぜても可)

100均で買ったビニル手袋

沸騰したお湯

ヘナカラー・・・今回は以下のアートビーイングさんの石臼挽きヘナ100gを使用 (臭くない!!)

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注意!!:使用前にはパッチテストをおこなってくださいね。

ぬるま湯をつくる

ヘナカラーで白髪を染める

50℃程度のぬるま湯を作ります。50℃・・って温度計ないし!!と言う方でも大丈夫です。

お湯:水を1:1で混ぜると調度50℃程度になります。

注意!!:火傷には気を付けてください。

ヘナを溶かす

ヘナカラーで白髪を染める

ぬるま湯にヘナの粉末を投入します。

ヘナ:ぬるま湯=1:3.5 例)ヘナ100gに対してぬるま湯350cc の割合で混ぜていきます。

手で混ぜても問題ありませんが、だまにならないように注意です。量が少ない場合や粉が多くなった場合はここで粉やお湯を足して調整します。

ヘナの粘度や硬さはお好みになりますが、マヨネーズくらいのやわらかさが良いとされています。

あまりしゃばしゃばになると塗りやすいけど、滴り落ちてくる。逆に硬すぎると、髪の毛の間に入りづらくしっかりと染めることができない印象です。

ヘナカラーで白髪を染める

15分~30分程度寝かせます。写真は15分くらい放置させたものです。

頭に塗る

手袋を着用して、ヘナを手にとります。白髪の気になるところにペタペタと塗っていきます。

個人的には、わしゃわしゃわしゃ~~とシャンプーをするように、白髪1本1本染まることをイメージしてやると、ムラなく染まる気がしています。

塗り終わったら乾燥しないように、ラップをかけておきます

約3時間放置する

ここだけががんばりどころです!!

その間料理をしたり、食器を洗ったり洗濯物をしたり、アマゾンプライムをみたり、好きなことをして頑張りましょう。

お湯で洗い流し、自然乾燥させる

シャンプーを使うとヘナが流されてしまうので注意です。お湯だけで流しましょう。

お湯だけで洗っても、トリートメント効果があるため、乾かしたときにさらさらになります。

染料ですので、よく洗い流すようにしましょう。しかし、どうしても100%洗い流すことは難しく、タオルや寝具に残ったヘナが付いてしまいますので、汚れてもいいような布を敷いておくと良いかと思います。

乾燥は、ドライヤーではなく自然乾燥しましょう

自然乾燥させると、空気中の酸素と反応して色が徐々についてきます。

最終的には、白髪があった部分がすこし赤みがかったオレンジ色になります。

ヘナカラーで白髪を染める

筆者は黒めの髪色にしたいため、アートビーイグさんのインディゴカラーというものを翌日に使っています。こちらはヘナとくらべて使い方に癖がありますが、やはり植物由来ということで、肌に優しい成分となっています。

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たったこれだけです。

とても簡単に染めることができました!

4.最後に

今回は人の肌に優しい、ヘナカラーをご紹介しました。たくさん使う白髪染めだからこそ、少しでも身体にいいものを使いたいですよね。

どうしても匂いが気になる方は、ぬるま湯に紅茶のバッグを入れるとよいという情報もあります。色々とトライをして、自分なりのやり方を探せるのも、ヘナカラーの楽しいところです。

染め方が難しい、本当にヘナ臭くないの?などといったお悩みがありましたら、お問い合わせフォームからお気軽にご相談下さいね。

本ブログでは他にも、白髪に関する情報を発信しています。よろしければご活用くださいね。

皆様の日々の健康生活に、少しでもお役に立てれば幸いです!

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