
G。名前を書くのもゾッとするG。シーズンオフのはずなのに突如として現れるG。予測不可能な動きをするG・・・。
今回は、うさぎさんのG事情と、ペット向けのGよけ対策をご紹介します。対策して1年、果たして効果はあったのか・・?
※筆者が愛用するマペット様のチモシーです。1袋約650円とリーズナブルかつ香りがとても良くおすすめです!ぜひお試しください。
目次
1.うさぎさんのGへの反応は
ある日の夜、うさぎさんがいる部屋にいくと、何かよからぬ雰囲気を感じました。ふとうさぎさんの小屋に目をやると・・・やつが、小屋の横にいたのです。
「うさぎちゃん、逃げてー!!」パニックで訳の分からないことをさけぶ筆者に対して、うさぎさんの反応は・・・?
🐰「何か?」
じーっとして、動きません。特に気にする様子もなく、ウトウトとしていたのが印象に残っています。
うさぎさんは無反応
それもそうですね。個人的な感想ですが、Gが怖いのって色々なことを想像して、気持ち悪いと思ってしまう事なんだと思います。もし顔を這ってきたらどうしよう、寝ている間に耳に入ったらどうしよう、口に入ったら・・?

わあああああああーーーーーー泣
と、考えれば考えるほどイメージが膨らみ、ゾッとしてしまいます。
余談ですが、これは筆者が大人になってジェットコースターに乗れなくなった経験と似ていると思いました。子どもの頃は大好きだった絶叫マシン。大人になるにつれ、「もしマシンが壊れたらどうしよう」「落ちたらどうしよう!」と想像力が豊かになり、乗れなくなってしまったのです。
話が逸れてしまいましたが、うさぎさんにとっては「ゴキブリ?なにそれ?」という訳ですね。
2.ペット向けおすすめのアイテム
実際にうさぎを飼っている筆者が、ペットに安心な方法でGを駆除できないかと、情報を調べて、調べて、調べて・・・最終的にいきついたおすすめの対策をご紹介します。
Gを駆除しよう
まずは、やつらを一気に駆除するアイテムを使います。
筆者はGを根絶やしにするため、燻煙剤を使いたいと考えました。しかし、いざ買ってみたものの食器や家電に煙がかからないようにしたり、うさぎさんを避難させたり、自身も外出しなくてはいけなかったりなど、めちゃくちゃめんどくさい・・。それに、うさぎさんへのストレスも半端ないのでは?と思い、ついに使うことはありませんでした。
なんとかペットに優しく、手間がかからない燻煙剤がないものかと探し回って、たどり着いたのが、KINCHO ゴキブリムエンダーです。

なんとこちらのアイテム、使い方は燻煙剤と同じなのにプッシュした後も部屋にいていいという優れものなのです。さらにペットのいるご家庭にもという記述があるではないですか・・!

上記はKINCHO様のHPから引用した、従来の燻煙剤とムエンダーの違いです。従来の燻煙剤に対して「お部屋を閉め切るだけ」と、下準備がいかにシンプルであるかがわかります。従来はペットや観葉植物を外に出す必要があったのに対し、こちらが不要になっていますね。
さて、ここで疑問に思うのが「なぜムエンダーであればペットが部屋にいてもいいのか?」です。理由は大きく二つあります。
一つは、"スプレーの成分"です。虫の駆除剤としてよくつかわれるのが"ピレスロイド"という成分です。ムエンダーにはこのピレスロイドが使われています。この成分は哺乳類に対しては無害で、取り込んでしまったとしても体内で分解できるようです。ピレスロイドは殺虫剤や燻煙剤にも使われている成分です。
二つ目は"煙がないこと"。こちらが最大の理由です。KINCHO様の絶え間ない努力の結果、無煙で駆除剤を拡散させる技術が生み出されたのです。駆除剤自体はペットに対しても無害なのですが、燻煙剤を焚いている間は大量に白煙が出るため、これを吸って呼吸がしにくくなることが想像できます。白煙が出ないムエンダーであれば上記の懸念が無く、お部屋にいても大丈夫ということですね。

ムエンダーは「ゴキブリとは無縁だ」だけではなく「無煙だ」がポイントなんだね。
ぼくはノーコメントだよ

しかしムエンダーにも注意点があります。製品の裏に以下の様な記載があります。
"観賞魚などの水槽のある部屋では使用しないこと"
これは先ほどご説明したように、哺乳類以外の生物はピレスロイドを分解する作用が無く、害になってしまうためのようです。ご自宅でアクアリウム水槽をお持ちの方は、使えないということですね。同様に爬虫類をペットとして飼われている方も注意が必要です。
筆者は約1年前に40プッシュタイプのムエンダーを購入しました。居室だけでなく玄関回りやロフトなどにシュッシュとしましたが、まだ残量が半分くらいあります。プッシュする頻度は2週間に1回程度が推奨されていますが、以下で説明する、最強のアイテムを使った「合わせ技」によりプッシュ頻度がそこまで多くなかったことと、シーズン中のみ使ったため十分に余っているのだと思います。緊急時の対策や試しに使ってみたいという方であれば40プッシュタイプでもしばらく持つかと思います。
念押しの対策を
前項では燻煙剤相当のアイテム"ムエンダー"を使ってGを駆除する方法をご紹介しました。しかしこれだけでは少し不安が残ります。そこで念押しの対策として、最強の駆除アイテムと言われているブラックキャップをおすすめしたいと思います。
筆者がこのアイテムを知ったのは、知人からの紹介でした。

Gの退治が大変で困っているんだ。なにかいい方法ないかなあ・・
うち、外にも中にもめっちゃ出てたんですよ、でもブラックキャップおいたら"即効で効いた"んですよ!

なんでも、彼の住む家はかなり劣悪な環境で、夏場なんて地獄だったそう。しかし、ブラックキャップを置いたところ・・・・・これ以上は気分が悪くなってきたため書きませんが、ある日帰宅してみると、玄関前で実際に効果があったのを目の当たりにしたとか。
というわけで藁にもすがる思いで、筆者も自宅に設置してみることにしました。その結果・・・・・Gを部屋の中で見かけることが無くなったのです。以降、愛用している商品です。もう、大好き。
ブラックキャップの成分は"フィプロニル"というもののようです。こちらは犬や猫のノミ・ダニ退治に使われることがあるようです。また製品に入っている量も微量であるため、舐めた程度では問題ないとアース製薬様でも発表されています。
しかしながら特別ペット向けにの商品というわけではありません。ペットやお子様が誤食しないような構造にはなっていますが、小屋の付近やペットが近づくところに置くのは避けたほうがよさそうです。また屋外用というのもあるようで、これを併用すればGをそもそも部屋に入れないという効果が期待できるかもしれませんね。
万が一現れてしまった時
さて、ブラックキャップの効果は絶大だというお話をしましたが、何事にも絶対というものはありません。もし夜中、やつが現れてしまったら・・・?やはりこの場合はスプレーで撃退するのが良いと考えます。
ムエンダーの項でご説明した通り、殺虫剤の成分"ピレスロイド"自体は、哺乳類に対してほとんど無害であるという事が分かりました。そのため選択肢としては、①殺虫剤を含むスプレー,②殺虫剤を含まないスプレーの2択になるかと思います。あとは自分自身のGへの耐性で決めるのがおすすめです。
①殺虫剤を含む:ゴキブリがうごかなくなるスプレー(KINCHO様)
こちらはシンプルなG駆除スプレーです。お値段もお手頃で手に入れやすく、量もそこそこあるため長持ちします。ペットに対してのメーカ様の見解は以下の通りです。
Q. ペットがいる部屋で使用できますか?
A. 犬・猫・ハムスター・小鳥などのペットのいるお部屋でもご使用いただけます。
コックローチ(殺虫スプレー) | KINCHO製品Q&A | KINCHO
噴射した所に触れたり、舐めたりした程度では安全上問題はありませんが、噴射が直接かからないようにして下さい。
②殺虫剤を含まない:ゴキブリ超凍止ジェット(フマキラー製)
こちらは殺虫剤を含まないタイプのスプレーです。どうやって駆除するのかというと、-85℃で凍らせてそのまま「さようならー」という仕組みのようです。
-85℃の冷却効果にくぎづけ成分をプラス。すばやいゴキブリの動きを鈍らせ、-85℃の冷却効果で凍らせる! 殺虫剤を使用していないのでキッチンやダイニングで使っても安心。お子様やペットのいるご家庭にもおすすめです。
出典:ゴキブリ超凍止ジェット 除菌プラス|フマキラー製品情報サイト
冷却効果に加えてくぎづけ成分というもので動きをにぶらせ、さらには凍結させるというなんとも強力なスプレーです。くぎづけ成分について調べてみたところ、製品に「冷媒, ジメチルエーテル、イソプロピルメチルフェノール、他1成分」とありました。順番に「凍結用、凍結用、除菌用、他1成分」のため、おそらくこの"他1成分"が、G様が「ハッ」となるくぎづけ成分なのかもしれませんね。
筆者が実際に使っているのは①の殺虫剤を含む方の”ゴキブリ動かなくなるスプレー”です。通称「ごうす」だそうです。なぜあえて②ではなくこちらを選んだかと言うと、凍止ジェットの質問コーナーにあるこちらの回答・・・・
Q. 生き返ることがありますか?
A. あります。よってゴキブリが凍っている間に、たたく、ポリ袋に入れて密閉する、殺虫剤を噴霧するなどの方法で、ゴキブリを殺してください。
出典:ゴキブリ超凍止ジェット 除菌プラス|フマキラー製品情報サイト

生き返るだってー--!!!??
ペットや殺生ということを考えるとこちらの選択肢がベストなのだとは思うのですが、Gをみるのも触るのも、想像するにも鳥肌が立ってしまう筆者の場合、「もし処理している間に動いたらどうしよう」という恐怖を消すことができませんでした。。。叩くなんて、もっとできないのです。。泣
また、ごうすについて気に入っているポイントは、いかにも「ゴキブリ退治スプレー!!」と言う感じの外装フィルムをはがすとオシャレな缶が現れて、駆除スプレー感がなくなるという遊び心があるためです。

かつて、実際にGに遭遇した際に「ごうす」を使ったことがあります。殺虫剤成分のおかげか、割と遠くの距離(2mほど離れていました)から噴射しても「地面に落とす」ことができました。
しかし、その時はたまたまうさぎさんが近くにいなかったから良かったものの、やはり小屋の近くにGがいたら「噴霧が当たっちゃうかもしれないし、危険だよなあ・・」と思います。いつの日か、なんとか凍結スプレーでGと戦える日が来るよう日々鍛錬したいと思います。
みなさんも、自分にあったスプレーを選んでみてくださいね。
3.1年経った効果は・・?
結論:今のところGは出てきていない!
うさぎさんのことを考えたG対策を始めて、はや1年が経ちました。22年9月現時点で、ひと夏を乗り越えましたが現在のところG様にはお目にかかっておりません。スプレーも手に届く範囲において、いつでも臨戦態勢をとれるようにしてありますが今シーズンは出番はなさそう(?)です。
このまま彼らがおとなしくしてくれることを切に願っています。。。
4.最後に
今回はうさぎさんやペットのことを考えたG対策をご紹介しました。
まだまだ暑い日が続く今日この頃。ふとしたときにあらわれる、宿敵G。今いるGを駆除する対策、侵入させない対策、侵入してしまったときの対策の「3ステップ」をとることで、筆者は今のところ安心して過ごしています。
みなさまはどのような対策をされていますか?おすすめのアイテムや、ペットにも安全安心なグッズがありましたら是非教えてくださいね。
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